【発酵と野草の学校】発酵と腐敗は本能の心地よさで見極める!

野草花子
発酵食品は美味しい、健康!
腐敗は、汚い。。。臭い。。
世間的には、このようなイメージでしょうか?

ハッコー
だいだい、そんなイメージなんだニャン。

野草花子
発酵と腐敗は、まったく違うものですが、菌側からすると、同じ生命活動なのよ。
では、発酵と腐敗って、何が違うか知ってる?

ハッコー
ち、違い??
腐敗は、菌も腐っているニャン?
発酵と腐敗の違いは、人間側から見て、利用価値があるかないかで判断して発酵と腐敗に分けられます。
  • 人が美味しく活用できるものを発酵 
  • 人がうまく活用できない有害なものを腐敗

野草花子
従って、菌側からすると、ただ生きている生命活動をしているだけなので、発酵も腐敗も同じなんです。
それなのに人間の目線で分けられてしまい、いい迷惑なんですよね(笑)

ハッコー
お、同じなのかニャン!!
それは、いい迷惑だニャン(笑)
では、発酵と腐敗を見分けるにはどうすればいいのかというと一番わかりやすいのは、匂いでしょうか。
少し食べてみる方がわかりやすいとは思うのですが、見た目が悪いときには、口に入れるのを嫌がる方もいますからね。
ただ、発酵と腐敗・・・見た目ではわかりません。
一見、え~~~~!!と思うような見た目であっても、美味しく食べられる場合があるからです。

野草花子
ブルーチーズだって、見たことない人からしたら、え~~~~~!!!のレベルですからね(笑)
ちなみに、私は大好きですよ。

ハッコー
初めてみたとき、食べ物じゃないと思ったニャン(笑)

野草花子
匂いでわかるとは言いましたが、納豆なんかは欧米人から見れば、腐っている匂いなのかもしれませんね・・・・
とっても美味しいのにね~

ハッコー
な、納豆は、ネバネバが苦手なのニャン。。。
大根おろし入れれば、美味しいニャン!

発酵と腐敗を本能で判断する

野草花子
では、私の場合は、どうやって見分けているかと言いますと、菌と仲良しなので、発酵と腐敗の違いは本能でわかります。見た目が悪くても、本能がOKを出してくれるんです。

ハッコー
ハッコーも食べ物は本能で食べられるかどうかわかるニャン!
反対にダメな時は、本能が働いて、口にしません。

動物たちは、本能で自分の症状を治したり、病気を防いだり、解毒作用のある植物などを知っているのです。

また、毒だと言われている植物などであっても、その毒を摂取することによって、毒に対抗することできることも知っているそうです。

ワクチンと同じ原理を本能が知っているということですね。

体調不良、怪我、ストレス、感染症、老化・死まで、動物は自然の恵みを、実にうまく使いながら健康を管理しているのです。

本来、人間も、このような本能を持っていたはずなのです。

いえ、今も持っているのですが、本能が使い方を忘れてしまっているのかも知れません。

本来であれば、病院や薬に頼らなくても、自然界のものを使うことで健康を管理することができるはずなのです。

では、発酵と腐敗・・・どこまでがOKで、どこがNGかというと・・・経験からしかわからない部分があります。
経験を積んでいくと、大丈夫なカビと大丈夫ではないカビがわかるようになってきます。

心地よさを大事にして見極めましょう!

野草花子
私が一番お伝えしたいことは、「心地よさ」を大事にしていただきたいと考えています。
心地よさは人によって違いますので、自分の心地よさを知っていくことが大事です。

ハッコー
心地よさって、何だニャン?
例えば、野草を摘んだ場合、どの程度、水洗いすれば良いのですか?
というご質問をいただくことがあります。
私の場合は、長年の経験、野草を摘んでいる場所、常在菌をできるだけ残したいという理由から、ほぼ洗わずに食します。
でも、洗わないということに対して、人によっては、「心地よくない」と感じる方もいると思いますので、この場合は、自分が安心して食せる、心地よくなるまで、水洗いしてくださいとお伝えしています。

野草花子
まったく洗わなくても良い人、サッと水を通せばよい人、何回も何回も洗い流さないと嫌な人。
これで安心して食べられる!という心地よさは人それぞれです。

ハッコー
ハッコーは、まったく洗わなくても心地良く食べられるニャン!

野草花子
理論的に自分が良いと思っていても、それを人に強制するのは良くないので、その人の心地よさを優先してあげることが大事だと考えています。
いくら、理論でお伝えしても、心の中で安心できなければ意味がないですからね。
私は、これを心の感度のバロメータと言っているのですが、これを身に着けると、発酵と腐敗が見分けられるようになるだけではなく、自分の感覚ですべてが判断できるようになっていきます。
ここは、頭でわかろうと思っても無理なところなので、ぜひ、経験を積んで、身に着けていただけたらと思います。
発酵と野草の学校では、心地よさを大事にしていただきたいとお伝えしています。
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